人生というゲームの「攻略本」は、あなたの心の中にしかない

「アドバイスをくれないなら、何のためのカウンセリングなんですか?」

先日、初回の無料相談でそう問いかけられました。

カウンセリングの手法は多岐にわたります。

悩みに対して具体的な助言を行うものもあれば、解決策を提示して行動を促すものもあるでしょう。

私が提供しているのはそのどれとも少し違う、「自分自身の心の声を聴き、人生というゲームのルールそのものを書き換える」ための時間です。

相談者様が「アドバイスが欲しい」と仰るのも無理はありません。

苦しい時、人は早く楽になりたくて、誰かに「正しい答え」や「攻略法」を教わりたくなるものです。

でも、あえてお伝えしたいことがあります。

もし私が「こうすればいい」という攻略本を差し出したとしても、それは「私のゲーム」における正解でしかありません。

世の中には成功法則があふれていますが、どれだけなぞっても、どこか物足りなさが残り、本当の意味での充足感が得られない……そんな経験はありませんか?

その50代の相談者様も、当初は「アドバイスがないなら話しても無駄だ」と、外側に答えを求めていらっしゃいました。

「自分と向き合う」という時間が馴染みのない世代を駆け抜けてこられた方にとって、こうしたカウンセリングは未知の世界だったはずです。

しかし、私の考えをお話しすると非常に驚かれ、「そんな視点は考えたこともなかった」と仰り、対話を通じてその本質に納得してくださいました。

何度か「話を聞いてもらうだけで解決するのか?」と聞かれたことがあります。

でも、私は思うのです。

「視点」を変えること以上に、人を根本から解決へ導く方法が他にあるでしょうか。

例えば、同じ量の水が入ったコップを見て、「これだけしかない」と嘆くのか、「これだけあってよかった」と感じるのか。

この「見方」が「味方」になった瞬間、人生の景色は一変します。

結局は、「本当の攻略本」は、最初から自分自身の中にしか存在しないのです。

私がカウンセリングでアドバイスを差し控えるのは、誰かの正解を押し付け、あなたの人生を「借り物の物語」にしてしまいたくないからです。

人生というゲームの攻略法とは、徹底して自分の心の声を聴くこと。

「本当はどうしたかったのか?」「今、何に縛られているのか?」 これらの問いへの答えこそが、あなただけのゲームをクリアするための最強のテキストになります。

私が目指しているのは、答えを教えることではなく、あなたが自分の心の声を聴くための「読書灯」を照らすこと。

あなたが自分と対話し、自分の意思でルールを決める。

その瞬間、人生は単なる消化試合から、最高にエキサイティングな冒険へと変わります。

もし今、あなたが自分の人生のルールに窮屈さを感じているなら、一度そのコントローラーを置いて、自分の内側にある攻略本を開いてみませんか。

答えは外にはありません。

私は、あなただけの物語を全力で応援する伴走者として、いつでもここにいます。

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