こんにちは、心理カウンセラーの木村裕です。
「視点を変えれば、人生はもっと自由、もっと面白い!」
このブログのテーマでもあるこの言葉ですが、今回のコラージュ作りを通して、私自身の視点もまた大きく変わりました。
光も影も、自分の一部として受け入れた時、そこから今まで以上に自由で面白い人生になっていく。 そんな新しい可能性を、私自身も強く感じているんです。
以前、別のブログで「明るいものだけを集めたビジョンボードを作った」とお話ししました。
こちらが、ちょうど1年前に私が作ったビジョンボードです。

[以前のビジョンボードの記事はこちら] ↓↓↓
https://yutakavoice.com/psychology-integration-shadow/
その時は目標達成のための「ワクワクの地図」として作りましたが、今回は少しアプローチを変えています。
「ビジョンボード」という言葉には、どうしても「目標達成」「キラキラした未来」というイメージがつきまといます。 でも、今回私が作ったのは、もっと泥臭くて、人間のリアルな内面そのものを表したものです。
ですから、今回はあえて「デジタルコラージュ」と呼びたいと思います。
🧩カウンセリングで気づいた、心の中の「矛盾」という真実
このコラージュを作ろうと思ったきっかけは、日々のカウンセリングの中でクライアントさんたちから学ばせてもらった気づきにあります。
多くの方の心に触れさせていただくと、そこには必ず「光の部分」と「影の部分」が出てきます。
「変わりたい」と言いながら「変わるのが怖い」と言う。
「一人がいい」と言いながら「寂しくてたまらない」と言う。
一見すると矛盾しているように見えますが、私はその矛盾こそが人間の本当の深層心理であり、どちらも真実なんだと思ったのです。
光と影が重ね合わさっているのが、本来の私たちの姿。
「私は矛盾ばっかりしててダメだな」なんて思う必要はありません。
その重なりをしっかりと受け入れていいんだ、ということをカウンセリングから学ばせてもらいました。
今回、私自身が考案したこの「光と影を統合するコラージュワーク」は、カウンセリングの現場でクライアントさんと向き合う中で確信した大切な視点を詰め込んだものです。
言葉だけでは整理しきれない心の葛藤を、一枚のコラージュとして視覚化することで、自分自身を丸ごと愛せるようになる。
そんな実感を多くの方に届けるために、私のカウンセリングでは今後、積極的にこのワークを取り入れていきたいと考えています。
🎨私の「光と影」が混ざり合うコラージュ

このコラージュは、アプリの「Canva」を使って作りました。
以前作った、明るいだけ、自分の目標達成のために必要なものだけを揃えたビジョンボードと比べると、やっぱり暗い部分も入れることで、自分が本当に暗い時でも落ち着くんですよね。
無理に明るくさせようとしても結局無理ですし、する必要もなかったんです。 人には暗い部分も必要なんです。
私のコラージュを構成する、大切なピースたちをご紹介します。
☀️ 私の「光」のピースたち
- 綺麗な空間、旅、宇宙: 私の心が解放される、大好きな場所です。
- マラソン、健康: 走ること、心身ともに健康であることは私の人生の基盤です。
- お金: お金は自分を幸せにしてくれる一つの道具。
お金に関する写真が2枚も入れているのは、それだけ私の心の中で、お金の価値が占める割合が大きく、これからも大切にこだわりたいという心の表れです。
🌑私の「影」のピースたち
ここがあるからこそ、このコラージュは私を一番落ち着かせてくれます。
- 円陣を組む人々(協力): これは、検索窓に「協力」という言葉を打ち込んで選んだものです。
正直に言います。
私は、この「みんなで協力!」「一丸となって!」という空気感がものすごく苦手で嫌いです。
あえて自分が苦手なキーワードで検索し、出てきた画像をそのまま受け入れてここに置く。
そんな「嫌いなものも自分の一部」として認める感覚が、不思議と心をどっしり落ち着かせてくれます。 - 泥だらけのタイヤ: ネガティブな部分として直感で選びました。
理由は後付けですが、これがあるのとないのとでは印象がずいぶん違います。 あった方が落ち着く「重し」のような存在です。 - 空っぽの箱: 「分かったようなふりをしてるけど、実は中身は空っぽなんじゃないか」という不安。
でも、実はこれから何でも詰め込める「可能性」に満ちたものでもあります。
⚖️光と影を結ぶ、中心のピース
- Thank you の札: 綺麗な花に添えられた、嘘偽りのない、さりげない感謝。
さらっと言ってもらえる「ありがとね」という言葉にこそ、私は一番の価値があると思っています。 - 天秤にかかる時間とお金: 「お金も大切、でも時間も欲しい」。
今の私のリアルな悩みです。 ずっと机に向かってブログを書こうと思っても、なかなかアイデアって降ってこないんですよね。
でも、マラソンをしたり、あるいは「やりたくないな」と思う他の仕事をあえてしている時こそ、ふっと面白いアイデアが降ってくる。
やりたいことと少し距離を置く、そんな「やりたくないことをやる時間」も実は必要不可欠なんです。
この矛盾した天秤こそが、私なんです。
🚀 【木村流】デジタルコラージュのやり方と「オリジナル」のポイント
これは私が自分で考えたやり方で、どこにも載っていないものですが、皆さんも自分のやりたい方法で自由にやってみてください。
【やり方のステップ】
- キーワードを出す: 直感で自分が「いいな」と思うところと、「ダメだな(暗い部分)」と思うキーワードを考えます。 深く考える必要はありません。
- アプリ(Canva)で検索: Canvaでキーワードを入れると写真がいっぱい出てくるので、そっから直感的に気になるものを選んで貼り付けるだけ。
- 理由は後からついてくる: 選ぶ時に理由付けはしません。 後から「なんでこれを選んだんだろう?」と考えることで、自分の心の深層心理が見えてきます。
【この手法が「木村オリジナル」である3つの理由】
- 「影」を特等席に置く: 普通は排除したくなるネガティブな要素をあえて並べることで、逆に心をニュートラルに落ち着かせます。
- 意味付けを後回しにする: 最初から答えを決めず、直感で選んだ写真から自分の深層心理を読み解く「セルフカウンセリング」の手法です。
- 矛盾をそのまま重ね合わせる: 修正したり綺麗にまとめたりせず、心の中の矛盾をそのまま一枚の絵に同居させることで「統合」を促します。
🌱 成長に合わせて「変えていっていい」
このコラージュは、時間が経つと「いらなくなったり」「プラスしたくなったり」「配置を変えたくなったり」するものです。
自分の成長や感情に従って、どんどん変えていってください。
変えたくなった時は、あなたが変化している時です。
私はこのコラージュをいつでも見れるようにスマホに保存しています。 待ち受けにするのもおすすめです。 楽しいのでぜひやってみてください。
🕊️ おわりに:It’s OK not to be OK

心理学の世界には、「It’s OK not to be OK」(大丈夫じゃなくても、大丈夫)という言葉があります。
無理にポジティブにならなくていい。
暗い時には、その暗さをじっと眺める時間が必要なんです。 明るくさせようとしても、無理な時は無理ですから。
中国の「陰陽(太極図)」のように、光の部分と黒い部分が混ざり合っていく。
そんな自分の「光」と「影」を、自由に切り貼りしてみてください。
視点を置き換えた先には、今よりももっと自由で、もっと面白い人生が待っています。
全部のピースを並べた時、あなたの心は、嘘偽りのない「どっしりした本来の輝き」を取り戻すはずですよ。
🌈今回の記事に関連したおすすめの本を紹介します
『幸せにならなくたっていいんだよ』 ひすいこたろう (著)
ひすいさんが「無理に前向きになろうとしなくていい」という、究極の安心感を届けてくれる一冊です。「光も影も、両方あって完全なんだ」というメッセージは、今回のコラージュワークの根幹とも重なります。読むだけで、今の自分のまま、ふっと心が軽くなるような、優しさに満ちた名著です。
https://amzn.to/4c1TN0A

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